head 1.2; access; symbols netbsd-5-2-3-RELEASE:1.2 netbsd-5-1-5-RELEASE:1.2 riastradh-xf86-video-intel-2-7-1-pre-2-21-15:1.2 riastradh-drm2-base:1.2 netbsd-5-2-2-RELEASE:1.2 netbsd-5-1-4-RELEASE:1.2 netbsd-5-2-1-RELEASE:1.2 netbsd-5-1-3-RELEASE:1.2 netbsd-5-2:1.2.0.8 netbsd-5-2-RELEASE:1.2 netbsd-5-2-RC1:1.2 netbsd-5-1-2-RELEASE:1.2 netbsd-5-1-1-RELEASE:1.2 netbsd-5-1:1.2.0.6 netbsd-5-1-RELEASE:1.2 netbsd-5-1-RC4:1.2 netbsd-5-1-RC3:1.2 netbsd-5-1-RC2:1.2 netbsd-5-1-RC1:1.2 netbsd-5-0-2-RELEASE:1.2 netbsd-5-0-1-RELEASE:1.2 netbsd-5-0:1.2.0.4 netbsd-5-0-RELEASE:1.2 netbsd-5-0-RC4:1.2 netbsd-5-0-RC3:1.2 netbsd-5-0-RC2:1.2 netbsd-5-0-RC1:1.2 netbsd-5:1.2.0.2 netbsd-5-base:1.2 netbsd-2-0-3-RELEASE:1.1.1.1 netbsd-2-1:1.1.1.1.0.8 netbsd-2-1-RELEASE:1.1.1.1 netbsd-2-1-RC6:1.1.1.1 netbsd-2-1-RC5:1.1.1.1 netbsd-2-1-RC4:1.1.1.1 netbsd-2-1-RC3:1.1.1.1 netbsd-2-1-RC2:1.1.1.1 netbsd-2-1-RC1:1.1.1.1 netbsd-2-0-2-RELEASE:1.1.1.1 netbsd-2-0-1-RELEASE:1.1.1.1 netbsd-2:1.1.1.1.0.6 netbsd-2-base:1.1.1.1 netbsd-2-0-RELEASE:1.1.1.1 netbsd-2-0-RC5:1.1.1.1 netbsd-2-0-RC4:1.1.1.1 netbsd-2-0-RC3:1.1.1.1 netbsd-2-0-RC2:1.1.1.1 netbsd-2-0-RC1:1.1.1.1 netbsd-2-0:1.1.1.1.0.4 netbsd-2-0-base:1.1.1.1 netbsd-1-6-PATCH002-RELEASE:1.1.1.1 netbsd-1-6-PATCH002:1.1.1.1 netbsd-1-6-PATCH002-RC4:1.1.1.1 netbsd-1-6-PATCH002-RC3:1.1.1.1 netbsd-1-6-PATCH002-RC2:1.1.1.1 netbsd-1-6-PATCH002-RC1:1.1.1.1 netbsd-1-6:1.1.1.1.0.2 netbsd-1-6-base:1.1.1.1 netbsd-1-6-PATCH001:1.1.1.1 netbsd-1-6-RELEASE:1.1.1.1 netbsd-1-5-PATCH003:1.1.1.1 netbsd-1-5-PATCH002:1.1.1.1 netbsd-1-5-PATCH001:1.1.1.1 xf-3_3-branch-2001-03-05:1.1.1.1 netbsd-1-5-RELEASE:1.1.1.1 netbsd-1-4-PATCH003:1.1.1.1 netbsd-1-4-PATCH002:1.1.1.1 v3-3-6:1.1.1.1 comdex-fall-1999:1.1.1.1 v3-3-5:1.1.1.1 v3-3-4:1.1.1.1 netbsd-1-4-PATCH001:1.1.1.1 netbsd-1-4-RELEASE:1.1.1.1 v3-3-3-1:1.1.1.1 netbsd-1-3-PATCH003:1.1.1.1 v3-3-3:1.1.1.1 pre-xf86-3-3-3-import:1.1.1.1 netbsd-1-3-PATCH002:1.1.1.1 v3-3-2:1.1.1.1 XF86:1.1.1; locks; strict; comment @# @; 1.2 date 2005.01.07.18.53.56; author tron; state dead; branches; next 1.1; 1.1 date 98.03.08.09.09.45; author veego; state Exp; branches 1.1.1.1; next ; 1.1.1.1 date 98.03.08.09.09.45; author veego; state Exp; branches; next ; desc @@ 1.2 log @EOL of XFree86 3.3.6, approved by core@@NetBSD.org @ text @
SVR4 ユーザのための情報 <author>The XFree86 Project, Inc <date>1998年2月27日(1998年3月1日訳) <trans>野村 高明(Takaaki Nomura) <abstract> <bf>注意:</bf> アクセラレーションがサポートされたサーバをお使いになる場合は、 10節をお読みになり、書いてあることに従って下さい。そうしないと、X サーバを 終了させたり、再起動したり、仮想端末の切替えを行なったりした時に、X サーバ はクラッシュするかもしれません。 </abstract> <!-- Begin the document --> <sect> XFree86 がテストされている SVR4 のバージョン<p> XFree86 は、次のバージョンの SVR4 上でテストされています。<p> <bf>SVR4.0</bf> <itemize> <item>Microport: 2.2, 3.1, 4.1, 4.2 <item>Esix: 4.0.3A, 4.0.4, 4.0.4.1 <item>Dell: 2.1, 2.2, 2.2.1 <item>UHC: 2.0, 3.6 <item>Consensys: 1.2 <item>MST: 4.0.3 <item>AT&T: 2.1, 4.0 <item>ISC: 4.0.3 <item>NCR: MP-RAS <item>PANIX: 5.0 </itemize><p> <bf>SVR4.2</bf> <itemize> <item>Consensys <item>Novell/SCO UnixWare 1.x, 2.0 </itemize> 基本的に、XFree86 の SVR4 用バイナリは、ISA、EISA、MCA プラットフォーム上の いかなる SVR4.0(Solaris 2.x は例外)あるいは SVR4.2 上でも無変更で動作するで しょう。このリストに載っていない SVR4 上で XFree86 をお使いであれば、その ことを我々に知らせて下さい。 <sect>VT-switch のホットキーの対処方法<p> VT-switch(仮想端末の切り替え)のホットキーに関しては、いくつかのバージョンの SVR4(Esix, Microport)は、2キー・シーケンス(<tt>Alt-Fn</tt>)を可能にする メカニズムを持っています。標準的な SVR4 のメカニズムは、<tt>Alt-SysReq-Fn</tt> です。X を走らせると、<tt>Alt-Fn</tt> シーケンスは、サーバが見るよりも先に ドライバが横取りしてしまい、X のアプリケーションでそれを使うことはできません。 そこで、X を走らせている時は、標準的な 3キー・シーケンスに戻ることになるで しょう。これへの対処の仕方は、次の通りです。 <descrip> <tag/Microport/ Microport のやり方は非常に単純です。2キー・モードは "Microport Mode"、 3キー・モードは "Compatible Mode" と呼ばれています。Microport Mode に は <tt>Alt-SysReq-m</tt> で、Compatible Mode には <tt>Alt-SysReq-c</tt> で 入れます。X のクライアントが <tt>Alt-Fn</tt> シーケンスにアクセスするのを 可能にするためには、X サーバを起動後、<tt>Alt-SysReq-c</tt> を入力するだけ でいいのです。 <tag/Esix/ Esix にはモード切り替えをするキー・シーケンスはありません。それは、次の 2レベルで行ないます。<p> <enum> <item>どちらのモードをデフォルトにするかを決めるカーネルパラメータが あります。カーネルパラメータは、<tt>/etc/conf/pack.d/kd/space.c</tt> に おける kd_2keysw の初期化で、それを 1(デフォルト)にすると、2キー・モード になり、0 にすると、それが disable されます。<p> <item>モードは、各々の VT が ioctl() を発行することにより変更できます。 XFree86 ユーザの便宜を図るため、`2key' と呼ばれるプログラムが用意されて います。(ソースツリー上では <tt>xc/programs/Xserver/hw/xfree86/etc/</tt> に、バイナリでは <tt>/usr/X11R6/lib/X11/etc/</tt> にあります。) この プログラムをコンパイルしてインストールして下さい。これを使うためには、 <tt>XF86Config</tt> の Keyboard セクションに `<tt>VTInit "2key off"</tt>' の 1行を入れて、サーバ起動時にそのプログラムが自動的に実行されるように して下さい。これを実行すると、サーバの VT では 2キーによる切り替えが OFF となり、他の VT では ON のままになります。<p> </enum> 詳細は、リリースノートに含まれる keyboard(7) manpage を参照して下さい (オンラインの manpage にはこの情報は含まれていません)。 </descrip> <sect>SVR4.0.4 と SVR4.2 上での SVR3 のバイナリの実行<p> SVR4.0.4 は SVR3 のバイナリ実行のための iBCS-2 に従った `Advanced Compatibility Package' を追加しました。このツールは SVR4.2 にも存在 します。XFree86 は、SVR3 のクライアントからのローカル接続を受け入れるために、 これを利用します。XFree86 のバイナリはこれらのツールを使うように作られていま す。もしまだであれば、`Advanced Compatibility Package' をインストールする必要 があります。<p> SVR4.0.4 がすべての SCO バイナリと、ことによると ISC SVR3 のバイナリの多くも 実行できる訳ではないことがわかっています。これは、XFree86 が悪いからではなく、 SVR4 自身によるものです。その 1例としては、多くの SVR3 のプログラムが UFS ファイルシステムのことを知っておらず、そのために定義されているシステムコール を使うのではなく、ディレクトリをファイルとして読もうとすることがあります。 これは明らかに失敗します。USL の SVR4.0.4 のリリースノート(ベンダから手に 入れることができます)には、コンパチビリティを向上させるための沢山の示唆が あります。<p> いくつかの SCO バイナリに関しては、幸運にもそのまま使えるようです。何も変更 は要りません。xterm のウィンドウ上でプログラムを実行するだけでいいのです。<p> ISC ユーザは、バイナリを実行する前に、バイナリエディタを必要とするでしょう。 ISC は、どういう訳か、ローカル接続のためのパイプを <tt>/tmp/.X11-unix/Xn</tt> に置きます。不運なことに、ここは X コンソーシアムの X サーバが、ローカル接続 のためにいつも使われる Unix ドメインソケットを置く場所でもあるのです。 XFree86のサーバは、ISC のクライアントへのローカル接続のために、 <tt>/dev/X/ISCCONN/Xn</tt>を使うように変更されました。従って、バイナリ エディタで、クライアントプログラムを編集しなければいけません。 <tt>/tmp/.X11-unix</tt>をサーチして、それを <tt>/dev/X/ISCCONN</tt>に変更して 下さい。そうすれば、後はベース OS のコンパチビリティについて心配するだけで 済みます。 <sect>SVR4 上で XFree86 を構築する場合の注意<p> <enum> <item>SVR4 で gcc をお使いなら、gcc-2.4.5(あるいは、最近の安定したリリース) をお使いになることを強くお勧めします。2.6.0 は i386 プラットフォームでは いくつかの問題があり、お勧めできません。<p> <item>構築を行なう前に、<tt>UFSNINODE</tt>(UFS ファイルシステムの場合)あるいは <tt>S5INODE</tt>(S5 ファイルシステムの場合)のカーネルパラメータを約 650 に 上げることをお勧めします。他のいくつかのパラメータについては、 "SVR4 上で XFree86 を動作させる場合の注意" を御覧下さい。<p> <item><tt>BOOTSTRAPCFLAGS</tt>としては、以下が必要です。 <quote> Unixware: "<tt>-DUSL</tt>" NCR: "<tt>-DNCR</tt>" 他の SVR4: "<tt>-DSVR4 -Di386</tt>" </quote> </enum> <sect>SVR4 上で XFree86 を動作させる場合の注意<p> <bf>注意:</bf>アクセラレーションをサポートしたサーバをお使いになるおつもりで あれば、10 節をお読みになり、書いてあることに従って下さい。そうしないと、 X サーバを終了させたり、再起動したり、仮想端末の切替えを行なったりした時に、 X サーバはクラッシュするかもしれません。 <enum> <item>SVR4 では、<tt>/usr/X11R6/lib</tt>を <tt>LD_LIBRARY_PATH</tt>に加える 必要があるかもしれません。しかし、正しく構築されたクライアントを実行する 場合は、必要ありません。<p> <item>次のいくつかのカーネルパラメータを増加させるといいかもしれません。 (<tt>idtune</tt>を実行するか、<tt>/etc/conf/cf.d/stune</tt>を編集して、 <tt>idbuild</tt>でカーネルを再構築して下さい。) <quote> <tt>[HS]FNOLIM </tt>オープンされたファイル数のハード/ソフト上の制限<p> <tt>MAXUP </tt>1ユーザ当りのプロセスの最大値<p> <tt>ARG_MAX </tt>引数リストの最大長<p> <tt>SHMMAX </tt>共有メモリセグメントの最大サイズ(単位:バイト)<p> </quote> <item>どのマウスドライバを使うかを選択して下さい。最良の選択は、SVR4 のどの バージョンを使うかに依存します。バスマウスをお使いなら、Xqueue が多分唯一の 選択でしょう。シリアルマウスの場合は、次のようにして下さい。<p> <descrip> <tag/Esix 4.0.3/ Xqueue が動作します。標準の asy ドライバを直接使うこと もできますが、マウスはスムーズに動かないでしょう。 <tag/Microport SVR4 [34].1/ Xqueue が動作します。asy ドライバを 直接使ってもマウスはスムーズに動きます。 </descrip> Xqueue を使用するためには、<tt>XF86Config</tt> の <tt>Keyboard</tt>、 <tt>Pointer</tt>セクションにおいて、どちらも<tt>Protocol</tt>に <tt>Xqueue</tt> を指定して下さい。また、マウスドライバパッケージをインス トールし、mouseadmin を実行してマウスのセットアップを行なう必要があります。 mouseadmin が動かない場合は、`<tt>touch /dev/gmse</tt>' を事前に実行して 下さい。(mouseadmin は、カーネル再構築後に再実行する必要があります。さもな ければ、<tt>/etc/conf/node.d/gmse</tt> に適当なエントリを加えて下さい。)<p> <<bf>注意</bf>:ハードウェアカーソルと Xqueue を同時に使用すると、アクセラ レーションのかかったサーバやドライバの多くで問題が起きます。シリアルマウス をお持ちの場合は、Xqueue を使わないことでこれを回避できます。そうでない場合 は、XF86Config の Device セクションに、 <tscreen><verb> Option "sw_cursor" </verb></tscreen> の 1行を入れて下さい。S3 サーバは、この問題が無いことで知られる唯一のサーバ です。 <p> Xqueue と標準 asy ドライバを同時に使用して問題が出る場合は、SAS をインス トールする必要があります。SAS を使う場合、<tt>XF86Config</tt> は標準ドラ イバを使うように設定して下さい。<p> SAS は、ftp.physics.su.oz.au にあります。シリアルマウスに SAS を使う場合、 <tt>sas.h</tt> 内の <tt>EVENT_TIME</tt> を 80 から 30 に変更すれば、 スムーズな動きをするようになるでしょう。SAS の README に書いていないこと として、次の 2点があります。<p> - <tt>/etc/ap/chan.ap</tt> に、次の 1行を加えて下さい。 <verb> MAJOR 0 255 ldterm ttcompat </verb> <tt>MAJOR</tt> は、SAS デバイスが使う major 番号です。それがいくつである かは、カーネル再構築後、<tt>/etc/conf/cf.d/mdevice</tt> で調べて下さい。 major 番号は、`sas' で始まる行の 6番目のフィールドにあります。このファイ ルは、新しいカーネルでリブートする前に更新しなければいけません。<p> - インストールの手引きに、次のことが書いてありません。<p> <quote> 3a) `<tt>kconfig</tt>' を実行するか、<tt>/etc/conf/sdevice.d/asy</tt> を編集して、asy ドライバを disable して下さい。<p> 3b) <tt>/etc/conf/bin/idbuild</tt>を実行して、カーネルを再構築して 下さい。<p> </quote> <item>SVR4 で xdm を使いたい場合は、shar ファイル <tt>/usr/X11R6/lib/X11/etc/XdmConf.svr4</tt>を一時ディレクトリに展開して 下さい。<tt>README</tt> にどのファイルをどこにインストールすべきかが 書いてあります。各々のファイルをよく読んで、必要な変更を行なって下さい。<p> <bf>注意</bf> いくつかの SVR4 のバージョン(ex. Esix 4.0.3)では、コンソー ルで `vtgetty' を実行するデフォルトの inittab を持っています。xdm を ブート時にスタートさせる場合、それはうまく動きません。問題なのは、vtgetty セッションから logout すると、xdm がサーバのために使用する1つも含め、 全ての VT がクローズされてしまうことです。`getty' を使うのがお勧めです。 <tt>/etc/inittab</tt> を変更する場合は、<tt>/etc/conf/cf.d/init.base</tt> も同時に変更して下さい。さもないと、次にカーネルを再構築した後で変更が キャンセルされてしまいます。 <item>VT の最大数を変更するためには、<tt>/etc/default/workstations</tt> の ファイルを編集して、その数を変更して下さい。次にリブートした時に、デバイス ノードは作成/削除されます。<p> <item>デフォルトのローカル接続タイプは、X11R6 で変更されました。Unix ドメイン のソケットは、もはや "ローカル" 接続タイプとしては扱われません。このことは、 :0 に接続するクライアントは接続に Unix のソケットを使用しないことを意味 します。Unix のソケット接続を使うためには、クライアントは unix:0 に接続 しなければなりません。<p> ローカル接続タイプは、"<tt>NAMED</tt>"(named ストリームパイプ)、 <tt>"PTS"</tt>(古い形式の USL のストリームパイプ)、"<tt>SCO</tt>"(SCO Xsight のストリームパイプ)、"<tt>ISC</tt>"(ISC のストリームパイプ)の いずれかです。<tt>XLOCAL</tt> 環境変数が、どの優先順位でローカル接続を 行なうかを決めるのに使用されます。デフォルトの設定は、 <tt>PTS:NAMED:ISC:SCO</tt> です。大抵の場合は、<tt>NAMED</tt> を使うのが 推奨されます。その理由は、それがデフォルトの <tt>PTS</tt> よりも速く、 PTS を使うと <tt>/dev/pts</tt> デバイスが不足してしまう(PTS を使う各々の クライアントが <tt>/dev/pts</tt> デバイスを必要とします)からです。デフォ ルトのローカル接続タイプを設定するためには、<tt>.xinitrc</tt>(xinit か startx を使う場合)か <tt>/usr/X11R6/lib/xdm/Xsession</tt>(xdm を使う場合) において、<tt>XLOCAL</tt> が設定され、export されるようにして下さい。 </enum> <sect>SVR4 での一般のクライアントの構築<p> <enum> <item>沢山のクライアント(いくつかの明確に SVR4 をサポートしているものも含む) が、SVR4 環境下の構築で <tt>-DSYSV</tt> の指定を必要とします。デフォルト の設定でも指定されないかもしれません。手っ取り早い方法は、クライアントの Imakefile に次のようなものを加えることです。 <verb> #if SystemV4 DEFINES = -DSYSV OTHER_CLIENT_DEPENDENT_DEFINES #endif </verb> 一番いいのは、<tt>-DSYSV</tt> 無しで正しくコンパイルされるように、コードを 書き直すことです。<p> </enum> <sect>XFree86 で DOS/Merge 2.2 を使用するためには<p> Locus DOS/Merge 2.2 X クライアントは、XFree86 上で使用することができます。 しかし、それを動かすためには、いくつかのことをする必要があります。1つの変更は、 X クライアントと X11R5/6 の一般的な問題で、その他は、XFree86 のサーバに特有 なことに対する作業です。必要な作業は以下の通りです。 <enum> <item><tt>.xinitrc</tt>、<tt>.xsession</tt>の中で、<tt>$XMERGE</tt>を 設定し、export して下さい。一般に、<tt>XMERGE=vga</tt>と設定する ようです。 <item>`dos' クライアントの "zoom" 機能を使用されるのなら、サーバのキーボード とマウスの本来のドライバの代わりに、"xqueue" を使わなければいけ ません。そうでないと、最初に "zoom" を行なった後に、マウスは機能 しなくなるでしょう(`dos' クライアントが本来のドライバを使用する ため、サーバは、zoom が終った後にマウスをアクセスできなくなるから です)。他の唯一の選択肢は、各々のデバイスに別々のマウスを使用する ことです。<p> <item>`dos' クライアントのフォントを XFree86 のフォントディレクトリにインス トールする必要があります。BDF ファイルを探して下さい(`*pc???.bdf' というパターンにマッチするファイルを見つけて下さい)。これらは、 <tt>/usr/lib/X11/fonts/misc</tt>にあるでしょう。これらのファイル があるディレクトリに移動し、次のことを(`sh' か `ksh' を使って) 行なって下さい。 <verb> for i in *pc???.bdf do /usr/X11R6/bin/bdftopcf $i > \ /usr/X11R6/lib/X11/fonts/misc/`basename $i .bdf`.pcf done cd /usr/X11R6/lib/X11/fonts/misc /usr/X11R6/bin/mkfontdir # Do this only if the server is already running. /usr/X11R6/bin/xset fp rehash </verb> <item>`dos' クライアントは、内部キー表現から X のキーマップへの変換テーブル を使います。Merge 2.2 に付いているテーブルは、SCO のサーバに対する マッピングを使用するようです。正しいマッピングテーブルは、 <tt>/usr/X11R6/lib/X11/etc/xcode.xfree86</tt>にあります。このファ イルは、<tt>/usr/lib/merge/xc</tt> にインストールして下さい。さら に、次のリソースを `dos' クライアントの application-defaults ファ イル(通常、<tt>/usr/lib/X11/app-defaults/DOS</tt> にあります)に 加えて下さい。 <verb> dos*xcodetable: /usr/lib/merge/xc/xcode.xfree86 </verb> もし間違ったテーブルがインストールされれば、テンキーの矢印キーは `dos' クライアントで機能しなくなりますから、この新しいコードテー ブルが必要なのは明らかでしょう。<p> <item>"zoom"機能を正しく動かすためには、$DISPLAY を "unix:N" か "host_name:N" に設定して、`dos' を実行して下さい。単に ":0" を 使うと、クライアントは正しく動かないでしょう。`dos' は、 `-display' パラメータを受け付けません。従って、`dos' プログラムを 次のようなものに置き換えるのが多分いいでしょう。 <verb> #!/usr/bin/ksh if [ "X${DISPLAY}" != "X" ] then case ${DISPLAY} in :*) DISPLAY=unix${DISPLAY} ;; esac fi /usr/bin/dos.real "$@@" </verb> </enum> <sect>Esix システムでのキーボードマッピングの問題<p> Esix 4.0.3A のあるコンソールドライバのパッチは、XFree86 のサーバのデフォルト キーマップを破壊します。キーのほとんどが正しくマップされなくなるので、この問題 の影響を受ければ、それは明白になるでしょう。これに対する解決策は 2つあります。 1つ目は、問題を起こしたコンソールドライバのパッチを削除することです。2つ目は、 サーバ起動後にデフォルトのマッピングをリセットするために、xmodmap(1) を使用する ことです。デフォルトマッピングは <tt>/usr/X11R6/lib/X11/etc/xmodmap.std</tt> に あり、<tt>.xinitrc</tt>(xdm を使用している場合は、<tt>Xsetup</tt>)に、次の行を 加えれば、自動的にインストールされます。 <tscreen><verb> xmodmap /usr/X11R6/lib/X11/etc/xmodmap.std </verb></tscreen> <sect>PANIX 上での 106 日本語キーボードの問題<p> PANIX for PC-AT は、DICOP(Desktop UNIX for Intel Cooperative Promotion Group) で標準化された日本語キーコードを使っています。そのため、XFree86 で 106 日本語 キーボードを使用すると、キーコードのコンフリクトが起こります。これを避ける ためには、XF86Config に キーワード "panix106" を次のように指定して下さい。 <verb> Section "Keyboard" Protocol "Standard" Autorepeat 500 5 XkbModel "jp106" XkbLayout "jp" panix106 EndSection </verb> <sect>アクセラレーションをサポートするサーバで必要なカーネルパッチ<p> SVR4.0 は、拡張 I/O レジスタ(0x3FF 以降)をアクセスするプログラムの処理に 関してバグがあります。しかし、S3 や IBM 8514/A のようなチップを使用した ビデオカードはそれらのレジスタを使用します。このバグを引き起こすボードを サポートするため、XFree86 ではこの問題をフィックスするカーネルパッチを 作成し、インストール、アンインストールができるスクリプトを用意しました。 S3, 8514, Mach8, Mach32, P9000, AGX, W32 のサーバを使用する場合は、この パッチをインストールする必要があります。<p> Dell 2.2 は、Thomas Roell が Dell に勤めていた頃、このバグを見つけて フィックスしたので、パッチを当てる必要はないことが分かっています。 Microport も 4.0 v4.2 リリースでフィックスしています。SVR4.2 も、 USL がこの問題をフィックスしたので、パッチは必要ありません。<p> パッチは、ソースツリー上では <tt>xc/programs/Xserver/hw/xfree86/etc</tt>、 バイナリ上では <tt>/usr/X11R6/lib/X11/etc</tt> のディレクトリの下にあります。 インストールするスクリプトは `svr4_patch'、アンインストールするスクリプトは `svr4_rem_pch' です。パッチが当てられる対象のファイルは、 <tt>/etc/conf/pack.d/kernel/os.o</tt> です。パッチのスクリプトは、パッチを 当てる前にバグの存在を確認し、パッチ当てに成功したか失敗したかを知らせます。 `svr4_patch' スクリプトは、もちろん root 権限で実行して下さい。オリジナルの <tt>os.o</tt>、パッチを当てるプログラム、削除するスクリプトのコピーは、 <tt>/etc/conf/pack.d/kernel/.xfree86</tt> のディレクトリの下に保存されます。<p> 我々がこの問題に対する簡単な解決策を見い出すのを手伝い、その情報をリリース する許可を与えてくれた Microport の John M. Sully に感謝します。<p> <sect>他の問題<p> アクセラレーションをサポートしたドライバは、SVR4.0 のいくつかのバージョンで ハングアップを起こします。この問題は、/dev/pmem をメモリマップする時、物理 メモリがあるかどうかをカーネルがチェックすることに関連するようです。この ことは、メモリマップトレジスタをマップする時に問題を起こします。これは、 かつて SVGA サーバの中の MGA ドライバで起きた問題です。他のドライバでも影響 があるかもしれません。MGA ドライバで起きた問題は、現在はフィックスされて います。 </article> @ 1.1 log @Initial revision @ text @@ 1.1.1.1 log @XFree86 3.3.2 sources @ text @@